書道具買取市場の母体である骨董買取市場は「骨董品の買取専業、骨董一筋」に邁進して参りました。
これから先、数が減るばかりの、古い伝統工芸品を守り続ける事や、歴史文化の伝承、貴重な骨董品を
後世に残して行くこと、骨董品の価値を伝えて行くことは、現代を生きる者、そして骨董品に第一線で
携わらせて頂く者としての「役割と責任」が有り、誠心誠意「貴重な骨董品を守る努力」を致します。
また、骨董品を扱う仕事は、とても難しい内容ではございますが、「誰よりも骨董品が好きだからこそ
、続けられる」「残したいからこそ、続けて行きたい」そんな思いが、突き進む活力になっています。
様々なご事情で、書道具や骨董品を手放される際、「後のことは、どうでも良い」と思われるよりも、
「出来る限り、大切に使い続けてくれる人の元で、この先も活用して頂けたら…」と願われる事の方が
多いのではないでしょうか。お客様の「その想い」を、真摯に受け止め、真心を込めて、古い道具類や
骨董品の買取査定を行わせて頂き、本当に必要とされている方へと、誠実に橋渡しをさせて頂きます。
「骨董品の愛好家様」や「古美術品のコレクター様」、「骨董品を集めて楽しまれる方」など、お好き
で収集される方の傾向も、時代の流れと共に、大きく変わって参りました。資産として、骨董品を保有
されたり、ご先祖様から代々引き継いで、骨董品を守られて来た方も多いかと存じますが、「骨董品の
残し方」にも、変化が見られます。遺品整理で、家や土地をご売却される際に、骨董品も処分される方
も多く、時代の変化が激しい今だからこそ、後世に残すべき貴重な骨董品を専門買取させて頂きます。

当店では、専門商品に特化した買取りを致しております。特に骨董品・古美術品は、一見しただけでは
価値が分かり難い分野であり、近頃では、リサイクルショップや、無店舗経営のネットショップでも、
骨董品の買取りを行うお店が増えており、お客様は店舗の選択に、悩まれる事も有るかもしれません。
骨董品や古道具の取り扱いには、「より専門性の高い知識」が求められ、確かな経験を積んで、正しい
判断が出来なければ、お客様の大切な品物の価値を、見定めさせて頂くことは、難しい事と存じます。
場合によっては、「すぐに売れる物、すぐに現金になる物、相場が高い物」のみが評価され、他の物は
「本来、評価されるべき価値」を、ないがしろにしてしまう業者も、残念ながら、多くなっています。
また、買取品目に「古美術品や骨董品」を掲載しておりましても、本当は骨董品の買取鑑定が出来ない
リサイクルショップも数多く有りますが、専門性を欠く買取りの仕事は、プロとして、お客様に失礼に
なりますので、当店では徹底的に専門商品に特化し、知識と技術を身に付け、経験を積んでおります。
希少価値、歴史的な価値、美術的な価値など、「正しい評価を、されるべき骨董品」や、「今、評価を
されなければ、後世に残すことが出来ない作品」など、減りゆく古美術を守り続けるために、骨董品の
価値を見出し、お客様に求められる専門性の高い買取りを、長い年月を掛けて、確立して参りました。
お客様が、お使いにならない、ご不用な古美術品や骨董品を、書道具買取市場に、高くお売り下さい。
誠実な買取金額で、大切な骨董品を現金買取させて頂くことで、次世代へと引き継がさせて頂きます。

左側の写真は「墨壺(すみつぼ)」と言う名前の、工具の一種です。材質は木製で、主に材木に直線を引
く際に用いられ、建築現場では、基準墨となる「地墨や腰墨」を引く際に、昔から使われております。
現代では、電池式のレーザーによる「墨出し機械」なる、大変便利な物が作られており、墨の代わりに
レーザーを照射して、水平・垂直を測ることが出来るため、墨で手や材木などを汚す事もなく、手軽に
素早く計測することが出来ると、重宝されているようです。昔は大工さんが、墨壺で材木に、印を付け
ている姿を、当たり前のように見る事が出来ましたが、その様な風景も、現代では貴重になりました。
便利になる世の中と共に、機械化が進み、古いお道具の数も少なくなり、職人さんが伝統的な墨壺を、
使う姿を見られなくなることは、もの寂しさを感じます。しかし、今でも昔ながらの「墨壺」を、愛用
されていらっしゃる職人さんや、墨壺を「骨董品・古美術品」として、収集される方もいらっしゃり、
昔の貴重な墨壺や古道具が、今でも高く評価されているのでございます。古いお道具には、職人さんに
よって使い込まれた「味」が有ります。使っているうちに、手に馴染んで、形やラインが変化したり、
年月と共に、使い込まれて色合いが増したり、「古道具だからこそ表現される、美しさ」が有ります。
また、昔のお道具は、デザイン性が高く、材質も良い物を使っており、芸術性が高い点も、評価されて
おります。伝統ある古道具の継承、資料として文化の伝承、美術品・芸術品として、価値ある骨董品を
後世に残す為にも、古いお道具類を、専門高価買取させて頂きますので、安心してお申し付け下さい。

上記では、書道具と骨董品の共通点でもある「墨」に関連した「古い墨壺」を紹介させて頂きました。
先程も、少し触れましたが、数が減る一方である、「昔の古道具類」は、大工道具に限らず、書道具、
茶道具、煎茶道具、懐石道具、水屋道具、香道具、華道具、着物・帯、能面、楽器、和太鼓、三味線、
琴、尺八など、時代の流れや、生活スタイルの変化と共に、お仕事としてや、お稽古事として、趣味と
してなど、長く続ける人や、新しく始める人が少なくなる事で、伝統文化が衰退し、希少価値の有る、
昔のお道具類の数も、次第に減少して参りました。使われなくなった古道具は、手入れが行き届かない
ため、傷みが進み、劣化し、やがて居場所を無くしてしまいます。目まぐるしく変化する時代の中で、
「変わらずに、使い続けることの難しさ」、「時代と共に、消えゆく物の儚さ」、「守る事の大切さ」
など、価値のある物の「尊さ」を、感じずにはいられないのでございます。骨董品を伝え、残す事への
責任の重みと、未来への期待、骨董品を追い求めることは、時代の流れとは、少し逆方向に進んでいる
のかもしれません。しかし、「今しかできない、大切なこと」が、有るのでございます。大切な歴史的
骨董品を、守って行かなければならない使命を背負い、誠実な姿勢で、ただ真っ直ぐに、骨董品と向き
合い、専門買取をさせて頂きます。現代では機械化が進み、大量生産が可能な為、同じ物を短時間で、
作ることが出来るようになりましたが、昔は職人さんが手作業で作っていた為、現存する数も少なく、
今ある骨董品は、大変貴重な存在ですので、価値ある骨董品を、誠実な評価で、買取らせて頂きます。